本日は金栄堂サポート選手：鈴木まさみ選手より

先日オーストラリアで行われました大会ご報告

ならびにアイウェアインプレッションを頂きましたので

ご紹介させていただきます！

■金栄堂/SPORTSEYESサポート選手：鈴木まさみ選手

選手氏名　　：　鈴木　まさみ
使用フレーム：オークリー　RADERLOCK （オリジナル・ノーズパッド２）
使用レンズ　：オークリー　Black Iridium　　
使用日時　　：２０１２年１２月８日（日）
使用カテゴリー：アイアンマン・レース
気象条件　　　：快晴（気温３４度）
使用場所　　　：西オーストラリア州　バッセルトン
大会成績　　　：エイジ８位

１２月８日（日）に出場した2012 IRONMAN Western Australiaについて報告いたします。

アイアンマン・レースは Swim 3.8km、Bike 180km、Run 42kmで競われます。

今回のレースは私にとって初のアイアンマン・レースであると同時に、

初の海外レースでもありました。



現地入りしたのはレース３日前。パース空港からレースが行われる町…

バッセルトンまではバスで約２時間半の道のりでしたが、

そのバス車内で現地ガイドから衝撃のひと言…

「オーストラリアは紫外線が非常に強いです。

日本の約７倍にもなりますので、ご注意ください」

レースではもちろん一番暗めのレンズを使用することがほぼ確定。

そして日常生活でもサングラスは必需品だと感じました。

レース当日。

朝は2時半起床。朝食を採り、バイクのセッティングを完了させてスイム会場へ。

プロ・カテゴリーのスタートから遅れること１５分。

５時４５分に、エイジカテゴリーの選手約１０００名が一斉にスイム・スタート。



右と前から来る波が、沖にに出るほど大きくなって周りにいる人も見えないぐらい。

往路が1900mでしたが、半分ぐらいいったあたりでようやくコツがつかめてきて、

波に対応して泳げるようになってきました。

1:15:11スイムを終了。トランジットへ。



今回のバイク・コースはフラットなコースでしたが、

天候によっては風が強いことも予想されたので、

とばしすぎないように最初は抑えてスタートしました。

180kmという距離をレースで乗ったのは今回が初めてでした。

走り切る自信はありましたが、どのぐらいのスピードを維持できるのか、

ペース配分をどうしたらいいのか、未知の部分がたくさんあり、

いつもよりは慎重に臨んだというのが本音です。

また、コースのあちこちでパンクしていたので、

できるだけ路面状態のいいところを走るように心がけました。

バイク・パートから身につけるアイテムの１つがサングラスです。

今回は、オークリーのRADERLOCKに Black Iridiumのレンズを装着して使用。

ガイドさんが言っていた通り、紫外線は強烈で、

これから夏に向かう南半球の日差しは半端ではありませんでした。

私はレースの時にはたいてい濃い色のレンズを使います。

眩しさによるストレスを避けたいことと、若干暗めのほうがレースに集中できるからです。

しかし、今回の日差しはBlack Iridiumでも眩しく感じるほどの強さでした。

また、先の日本選手権ではオリジナルノーズパッド３を使用しましたが、

今回はより長時間使用するため安定性が高いものを使用したいという思い、

そして、ドラフティング禁止であるために接触・落車等のリスクは低いということで

オリジナルノーズパッド２を投入しました。



このノーズパッドは、シリコン製。鼻との接触面が大きいので安定性が高く、

汗で滑ることもありません。

また、透明であるため視界を邪魔することもなく、非常に快適に使用することができます。

１周目を終えて調子は悪くなさそうだったのですが、

あまり欲張らずに２周目も無難に終えて最後の周回へ。

疲労はありませんでしたが、向かい風が強く、気温もかなりあがってきていたので、

バイクで頑張り過ぎればランが相当厳しくなることが推測されたので、

ランに懸けることに決めて、バイクはペースを維持しました。

結局、バイク・ラップは6:17:23。

疲労感はほとんどなし。

振り返ってみると、慎重になり過ぎてスピードを抑え過ぎたという反省が残ります。

バイクが遅かったこともありますが、

練習の成果もあってランには非常にスムーズに入れました。

かなり気温が高かった割には湿度が低かったので、

早めに水分補給をすることに十分気をつけながらレースをしました。

今回は10kmを4周回するコースでしたが、ほぼイーブン・ペースで20kmまで走り、

20〜30kmはペースが落ちないように心がけ、

最後の12kmは少しずつペースを上げるよう意識しました。

最後まで補給もうまく行き、イメージどおりに走れたと思います。

ランは3:54:04

コースが平坦だったこともありますが、初めて4時間を切ることができました。

初のアイアンマン・レースは、トータル11:34:16でフィニッシュとなりました。

エイジカテゴリーでは８位。

バイクで抑え過ぎたことが響いて上位進出はなりませんでしたが、

ランラップでは２位のタイムであった点は評価したいと思います。

当面の目標は、毎年１０月にハワイ・コナで行われる

IRONMAN KONAへの出場権を獲得することですが、

今回の初レースの経験を生かし、目標に向けて一層努力していきたいと思います。

東北地方には本格的な雪のシーズンが到来しようとしています。

練習方法や場所にも工夫が必要になってきますが、

一見すると厳しいそれらの条件を発想を変えることによってプラスに転換し、

競技力に繋げていきたいと考えています。

今後とも応援よろしくお願いいたします。
















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