金栄堂サポート:鈴木まさみ選手 Ironman New Zealand 2014ご報告&インプレッション!
本日は金栄堂サポート:鈴木まさみ選手より
先日行われましたIronman New Zealand 2014のご報告
ならびにアイウェアインプレッションを頂きましたので
早速ご紹介させていただきます!
■金栄堂/SPORTSEYESサポート選手:鈴木まさみ選手
選手氏名 : 鈴木 まさみ
使用フレーム:オークリー RADERLOCK (オリジナル・ノーズパッド2)
使用レンズ :オークリー FireIridium
使用日時 :2014年3月1日(日)
使用カテゴリー:Ironman New Zealand 2014
気象条件 :曇り時々晴れ
使用場所 :タウポ(ニュージーランド)
ニュージーランドで行われるアイアンマン・レースに出場してきました。
昨年初めて参加した当レース。
今年は成田→香港ーチ→オークランドを飛行機で、
オークランド→タウポは車での移動となり、
トランジットを含めると約17時間のフライトと4時間のドライブで現地に到着となりました。
3月のニュージーランドは「初秋」。
今年は昨年に比べて気温が低い日が多いとのことでしたが、
それでも日中は日差しが出れば25度ぐらいまで気温が上がり、
紫外線の強さも強烈でした。
例年、スタート時の肌寒さとレース終盤の暑さのギャップに
どう対応するかが課題となるのがこのレースの特徴だそうで、
昨年は天候に恵まれたものの、今年はスタート時の気温が5度、水温は19度。
日中の最高気温は22度で、アイアンマン・レースにしてはかなり低めの気温とのことでした。
(レース前々日。エントリーの前に、ウェットスーツの消毒が義務付けられています)
<スイム>
非常に透明度が高いタウポ湖で、3.8kmを1周回するコースで実施されました。
水温は19度。まだ薄暗い早朝。30回記念大会ということで、
例年よりも多い1800名が一斉にスタートしました。
前年に出場していたことで、コースの全容が掴めていたため、
精神的には少し余裕をもって臨むことができたようにも思います。
また、風もなく湖面も穏やかだったので比較的ブイも見つけやすく泳ぐことができました。
主観的には悪くなかったのですが、昨年よりはタイムが悪く、課題が残るスイムでした。
1:15:59でスイム・フィニッシュ。
~バイク~
この大会の特徴として、スイム・アップしてT1までの道のりが長い長い…。
約400mで、しかも坂道・階段を上ったところにT1があります。
レースで最も心拍数が高くなるのはこの区間かもしれません…(笑)
先にも書きましたが、この日の水温は19度。
体とウェアが濡れた状態でバイクに乗りましが、気温は5度前後…。
ほかの選手はバイクウェアやウィンドブレーカーを着用してバイクに移っていましたが、
私は西内プロが開発した特製「防風ベスト」のおかげで
トライウェアにアームカバー&カーフカバーだけで寒さを感じずに走ることができました
(防風ベストは、トライウェアの中に装着します。
簡単に取り外せるし携帯性にも優れているので、レース中に気温が上がっても大丈夫!)
今年最初のロングということで、今後に向けていろいろと試してみたいこともあり、
バイク・スタートしました。ところが…本当に序盤でした。
データを見直すと、5kmも走っていない地点かもしれません…前方不注意による落車。
肩の痛みがひどかったのですが、
大会スタッフが「バイクは生きているぞ」と言ってくれたので、とりあえず乗ってみて、
だめなら途中でリタイヤしようと決めてリスタート。
幸運にもDHポジションは取れたので、しばらくそのまま様子をみることにしました。
30kmぐらいまで様子を見ながら走りましたが、骨折ではないと判断し、
とりあえず1周回できればいいかな、と思いながらレース続行。
60kmぐらいで痛みに慣れ、エイドでのボトル受け取りのコツもわかり、
水分補給もできるようになりました。
90kmで1周回が終わり、2周回目に入るかどうか考えましたが、
痛みが増しているわけでもないのでそのまま行くことにしました。
すでに上位に食い込む望みは捨てていたので、とにかくバイクを完走することと、
今後に向けて損傷個所がひどくならないように
上半身はできるだけ固定して走ることを心がけました。
100kmを過ぎ、昨年に比べたらまだ脚が残っていたこと、
精神的にも「まだまだこれからだぞ」と、残りの距離に対する心構えを持つことができたので、
そういった点では昨年よりも集中してレースができたと思います
(痛みのせいでレースに集中できない、ということはありませんでした)。
昨年の大きな反省として「150km以降の集中力の欠如」があげられるので、
150kmを過ぎたところからしっかり体幹から脚を降り出すことを意識しました。
長い登りが続きましたが、たくさんの選手をとらえることができ、
昨年に比べてパワーはついているのではないかと実感できました。
中盤はけっこう強く風が吹きましたが、あまりストレスを感じることなくレースができたと思います。
冬のインドア・トレーニングも、
やり方次第では十分いいトレーニングになることを実感できました。
6:38:58でバイク・フィニッシュ。
(コース脇には牧場…延々とこの風景。)
~ラン~
バイクの途中でトイレに行った際、走る動作は肩に響くことがわかっていたので
「ランは無理かな…」という気持ちもあったのですが、
万が一全部歩いたとしても制限時間内にフィニッシュできるだけの残り時間があったので、
とにかく行ってみることにしました。
腕を振ると痛いので体幹を意識したランニング、
上半身が左右にぶれない(捻じらない)走りをイメージしながらスタート。
6min/km程度ならば上下の振動を抑えられるだろうと考え、
そのペースでレースをすることにしました。
10km地点までは試行錯誤。
20km地点でだいぶフォームが固まり、残りは淡々と走ることを心がけました。
4:06:32でラン・フィニッシュ。
アドレナリンのせいで激痛を感じることなく無事にフィニッシュすることができましたが、
せっかくの海外レース…ちょっと残念なレースとなりました。
<使用したアイウェアについて>
今回使用したのは、オークリーのRADERLOCK。
ヘルメットに干渉しないように、またDHポジションをとった際に
ヘルメットの隙間から光が入り込まないようにノーズパッドを
金栄堂特製のものに加工してもらったオリジナルです。
レンズはFireIridium(オークリー)。
ニュージーランドの強烈な日差しから目を守り、
まぶしさを抑えつつも見やすさを確保するためにはこれがいい!という
那須店長のアドバイス通り、今回も快適にレースを行うことができました。
やはり、金栄堂・那須店長が調整してくださったアイウェアは、
レースには欠かせない必須アイテムであることを痛感。
細かいオーダーにも丁寧にしっかりと応えてくださる那須店長、いつもありがとうございます!!
にほんブログ村
先日行われましたIronman New Zealand 2014のご報告
ならびにアイウェアインプレッションを頂きましたので
早速ご紹介させていただきます!
■金栄堂/SPORTSEYESサポート選手:鈴木まさみ選手
選手氏名 : 鈴木 まさみ
使用フレーム:オークリー RADERLOCK (オリジナル・ノーズパッド2)
使用レンズ :オークリー FireIridium
使用日時 :2014年3月1日(日)
使用カテゴリー:Ironman New Zealand 2014
気象条件 :曇り時々晴れ
使用場所 :タウポ(ニュージーランド)
ニュージーランドで行われるアイアンマン・レースに出場してきました。
昨年初めて参加した当レース。
今年は成田→香港ーチ→オークランドを飛行機で、
オークランド→タウポは車での移動となり、
トランジットを含めると約17時間のフライトと4時間のドライブで現地に到着となりました。
3月のニュージーランドは「初秋」。
今年は昨年に比べて気温が低い日が多いとのことでしたが、
それでも日中は日差しが出れば25度ぐらいまで気温が上がり、
紫外線の強さも強烈でした。
例年、スタート時の肌寒さとレース終盤の暑さのギャップに
どう対応するかが課題となるのがこのレースの特徴だそうで、
昨年は天候に恵まれたものの、今年はスタート時の気温が5度、水温は19度。
日中の最高気温は22度で、アイアンマン・レースにしてはかなり低めの気温とのことでした。
(レース前々日。エントリーの前に、ウェットスーツの消毒が義務付けられています)
<スイム>
非常に透明度が高いタウポ湖で、3.8kmを1周回するコースで実施されました。
水温は19度。まだ薄暗い早朝。30回記念大会ということで、
例年よりも多い1800名が一斉にスタートしました。
前年に出場していたことで、コースの全容が掴めていたため、
精神的には少し余裕をもって臨むことができたようにも思います。
また、風もなく湖面も穏やかだったので比較的ブイも見つけやすく泳ぐことができました。
主観的には悪くなかったのですが、昨年よりはタイムが悪く、課題が残るスイムでした。
1:15:59でスイム・フィニッシュ。
~バイク~
この大会の特徴として、スイム・アップしてT1までの道のりが長い長い…。
約400mで、しかも坂道・階段を上ったところにT1があります。
レースで最も心拍数が高くなるのはこの区間かもしれません…(笑)
先にも書きましたが、この日の水温は19度。
体とウェアが濡れた状態でバイクに乗りましが、気温は5度前後…。
ほかの選手はバイクウェアやウィンドブレーカーを着用してバイクに移っていましたが、
私は西内プロが開発した特製「防風ベスト」のおかげで
トライウェアにアームカバー&カーフカバーだけで寒さを感じずに走ることができました
(防風ベストは、トライウェアの中に装着します。
簡単に取り外せるし携帯性にも優れているので、レース中に気温が上がっても大丈夫!)
今年最初のロングということで、今後に向けていろいろと試してみたいこともあり、
バイク・スタートしました。ところが…本当に序盤でした。
データを見直すと、5kmも走っていない地点かもしれません…前方不注意による落車。
肩の痛みがひどかったのですが、
大会スタッフが「バイクは生きているぞ」と言ってくれたので、とりあえず乗ってみて、
だめなら途中でリタイヤしようと決めてリスタート。
幸運にもDHポジションは取れたので、しばらくそのまま様子をみることにしました。
30kmぐらいまで様子を見ながら走りましたが、骨折ではないと判断し、
とりあえず1周回できればいいかな、と思いながらレース続行。
60kmぐらいで痛みに慣れ、エイドでのボトル受け取りのコツもわかり、
水分補給もできるようになりました。
90kmで1周回が終わり、2周回目に入るかどうか考えましたが、
痛みが増しているわけでもないのでそのまま行くことにしました。
すでに上位に食い込む望みは捨てていたので、とにかくバイクを完走することと、
今後に向けて損傷個所がひどくならないように
上半身はできるだけ固定して走ることを心がけました。
100kmを過ぎ、昨年に比べたらまだ脚が残っていたこと、
精神的にも「まだまだこれからだぞ」と、残りの距離に対する心構えを持つことができたので、
そういった点では昨年よりも集中してレースができたと思います
(痛みのせいでレースに集中できない、ということはありませんでした)。
昨年の大きな反省として「150km以降の集中力の欠如」があげられるので、
150kmを過ぎたところからしっかり体幹から脚を降り出すことを意識しました。
長い登りが続きましたが、たくさんの選手をとらえることができ、
昨年に比べてパワーはついているのではないかと実感できました。
中盤はけっこう強く風が吹きましたが、あまりストレスを感じることなくレースができたと思います。
冬のインドア・トレーニングも、
やり方次第では十分いいトレーニングになることを実感できました。
6:38:58でバイク・フィニッシュ。
(コース脇には牧場…延々とこの風景。)
~ラン~
バイクの途中でトイレに行った際、走る動作は肩に響くことがわかっていたので
「ランは無理かな…」という気持ちもあったのですが、
万が一全部歩いたとしても制限時間内にフィニッシュできるだけの残り時間があったので、
とにかく行ってみることにしました。
腕を振ると痛いので体幹を意識したランニング、
上半身が左右にぶれない(捻じらない)走りをイメージしながらスタート。
6min/km程度ならば上下の振動を抑えられるだろうと考え、
そのペースでレースをすることにしました。
10km地点までは試行錯誤。
20km地点でだいぶフォームが固まり、残りは淡々と走ることを心がけました。
4:06:32でラン・フィニッシュ。
アドレナリンのせいで激痛を感じることなく無事にフィニッシュすることができましたが、
せっかくの海外レース…ちょっと残念なレースとなりました。
<使用したアイウェアについて>
今回使用したのは、オークリーのRADERLOCK。
ヘルメットに干渉しないように、またDHポジションをとった際に
ヘルメットの隙間から光が入り込まないようにノーズパッドを
金栄堂特製のものに加工してもらったオリジナルです。
レンズはFireIridium(オークリー)。
ニュージーランドの強烈な日差しから目を守り、
まぶしさを抑えつつも見やすさを確保するためにはこれがいい!という
那須店長のアドバイス通り、今回も快適にレースを行うことができました。
やはり、金栄堂・那須店長が調整してくださったアイウェアは、
レースには欠かせない必須アイテムであることを痛感。
細かいオーダーにも丁寧にしっかりと応えてくださる那須店長、いつもありがとうございます!!
にほんブログ村
by kineido
| 2014-03-21 09:34
| 金栄堂サポート選手
OAKLEYやフォーナインズなど楽しくメガネやサングラスを紹介!
by 金栄堂・タケオ
リンク
カテゴリ
全体日本製
OAKLEY
カスタム
レンズ
ファッション
サービス
スポーツ
度付き
金栄堂サポート選手
その他
スポーツサングラス
スポーツグラスプロアドバイザー
以前の記事
2024年 12月2024年 11月
2024年 10月
2024年 09月
2024年 08月
2024年 07月
2024年 06月
2024年 05月
2024年 04月
2024年 03月
2024年 02月
2024年 01月
2023年 12月
2023年 11月
2023年 10月
2023年 09月
2023年 08月
2023年 07月
2023年 06月
2023年 05月
2023年 04月
2023年 03月
2023年 02月
2023年 01月
2022年 12月
2022年 11月
2022年 10月
2022年 09月
2022年 08月
2022年 07月
2022年 06月
2022年 05月
2022年 04月
2022年 03月
2022年 02月
2022年 01月
2021年 12月
2021年 11月
2021年 10月
2021年 09月
2021年 08月
2021年 07月
2021年 06月
2021年 05月
2021年 04月
2021年 03月
2021年 02月
2021年 01月
2020年 12月
2020年 11月
2020年 10月
2020年 09月
2020年 08月
2020年 07月
2020年 06月
2020年 05月
2020年 04月
2020年 03月
2020年 02月
2020年 01月
2019年 12月
2019年 11月
2019年 10月
2019年 09月
2019年 08月
2019年 07月
2019年 06月
2019年 05月
2019年 04月
2019年 03月
2019年 02月
2019年 01月
2018年 12月
2018年 11月
2018年 10月
2018年 09月
2018年 08月
2018年 07月
2018年 06月
2018年 05月
2018年 04月
2018年 03月
2018年 02月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 04月
2006年 03月
2006年 02月
2006年 01月
2005年 12月
2005年 11月
2005年 10月
2005年 09月
2005年 08月
2005年 07月
2005年 05月
2005年 04月
2005年 03月
2005年 01月
2004年 12月