偏光レンズの性能を表す要素の一つである偏光度。

一部メーカーでは雑光カット率とも言っておりますが、

これは偏光レンズの反射を抑える割合をパーセンテージで表したものです。

この数値が高ければ高いほど反射光は抑えられ、

逆に低ければ低いほど反射光は残り目に見えてしまいます。

また、偏光度とレンズの濃度は関係性が高く、

レンズの色が濃ければ濃いほど偏光度が高くなる傾向にあります。

今回の動画では実際の見え方と合わせて

偏光度の違いによる見え方もご覧いただきながら

それぞれの特徴を解説させていただきます。

■今更聞けない？偏光レンズの偏光度や性能の違いによる見え方の違いついて



まず偏光レンズでない限り、偏光度というのは0%となります。

どんなに色が濃くても反射光を抑える力はありません。

この反射光を抑える割合が高ければ高いほど

反射光を抑えることが出来ます。

偏光テスターで見てみましょう。

まず、こちらは裸眼で見た状態です。

反射して何があるのか判別しづらいです。

この反射光を抑えてあげると、こんな景色が描かれています。

例えばTALEXのトゥルービューというレンズがありますが、

これがこの濃さでも偏光度は99%あります。

■トゥルービューで見た見え方

偏光度に関してはこれ以上の偏光度はなく、

もっと色の濃いトゥルービューフォーカスでも、

偏光度は99%となります。

■トゥルービューフォーカスで見た見え方

反射を抑える効果としては同じ99%の偏光度ではありますが、

反射光だけでなく自然光も必ず目に入ってきますので、

実際にまぶしくないのはトゥルービューフォーカスの方です。

これが透過率という数値で表されます。

偏光レンズをお選びいただくときは、この偏光度と、透過率、

この2つの数値をよく確認して、

ご自身のベストなレンズを選ぶようにしていただくといいかと思います。

偏光度について、99%ですと反射光はほぼ0に近い割合になりますが、

これが50%になるとどうなのか、モアイレンズなどの20%の偏光度だとどのように見えるか、

この動画で実際に同じ偏光テスターを使ってどのくらいの違いがあるのかを

ご紹介させていただいております。

このブログでもご紹介させていただきますが、

こちらはモアイレンズで見た実際の見え方です。

そして現在偏光レンズは様々なラインアップがありますが、

いろいろな偏光レンズがある中で

例えばTALEXのイーズグリーンというレンズは

90%もの偏光度がありながら透過率が40%という明るさを実現しており、

ローライト時などはかなり見やすく感じられますし、

マズメ時や雨天などで偏光度も欲しいが

それ以上に明るさが欲しいという場面ではとても活躍してくれるカラーです。

しっかりまぶしさを抑え、高い偏光度で反射光を抑えつつも

ターゲットをはっきり見せていく力を持った新しいテクノロジーを用いた

PolarMax Proネオブラックというレンズもあります。

このように各社様々なレンズがありますが、

各々の偏光レンズの透過率と偏光度のご紹介、

そして実際の見え方に関しても動画でご紹介させていただいておりますので

是非この内容を参考にご覧いただき、

皆様のご購入の参考にしていただければと思います。

どうぞよろしくお願いいたします！

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