金栄堂Youtubeチャンネルの視聴者様からご質問頂きました、

オークリーのPRIZM(プリズム)レンズのラインナップの中で

PRIZM Road(プリズムロード)、PRIZM Field(プリズム フィールド)、

PRIZM Ruby(プリズムルビー)の違いを教えてほしいということで

今回動画を作成させていただきましたので

是非ご覧いただきご購入のご参考にしていただければ幸いです。

■OAKLEY(オークリー)のPRIZM Road・PRIZM Field・PRIZM Rubyレンズの違いについて



まず、この3つのレンズ表面に施されておりますミラーコートは

同じ赤のミラーコートとなります。

レンズの内部の色の影響によって、若干見た目に違いが出てまいります。

極端な見た目の変化はありませんが、

レンズの濃さが濃ければ濃いほどミラーの発色は強く感じられますし、

同じミラーでも中の色が薄ければ薄いほどミラーの発色は弱く見えます。

また、PRIZM Rubyですとほぼ目は隠れますが、

PRIZM RoadやPRIZM Fieldですと

若干目が角度によっては透けて見える場合があります。

見えると言ってもやや瞬きをしているのがわかるくらいです。

実際にレンズを当ててみた見た目を比べた動画は別にありますので、

そちらでチェックしてみてください。



続いてレンズの明るさについて、

オークリーのサングラスはレンズの明るさを

可視光線透過率というもので表しています。

例えば何もかけていない状態を100%まぶしさを感じる状態だとして、

そのサングラスを通した場合にどれだけ光をレンズが吸収し、

何パーセントの明るさを感じるかという値で、

例えば20%の透過率のものというと80%レンズでまぶしさを吸収し、

20%の光だけが目に届く、というものです。

一般的なサングラスは10～15%ほどの透過率のサングラスが多いですが、

その中でまずPRIZM Rubyの透過率は17%となります。

これに対しPRIZM Roadは20%となります。

PRIZM Fieldは15%となります。



そしてPRIZMレンズは、濃さが違うだけでどれでも同じ性能か、

というと、そうではありません。

例えばPRIZM Fieldはボールの動きを追いやすいように開発されたレンズで、

中はやや濃い目の紫のレンズです。

このレンズのカラー特性によりボールの縫い目が見やすくなり、

ボールの回転方向などが認識しやすくなります。

これに対しPRIZM Roadは系統としては同じ紫に近いのですが、

もう少しナチュラルですし、明るさもあります。

路面状況の把握がしやすいような波形特性を持たせたレンズで、

トンネルに入っても、まぶしい環境下でも、

オールマイティに使える特性があります。

分光透過率などの詳しい説明は避けますが、

ピークとなるレンズの透過率特性もやや異なります。

簡単に言えば近い色味だけれども、

PRIZM Fieldはボールの動きに対して有効なレンズで

コントラストを特に重視したレンズ、

PRIZM Roadはコントラストを出し

路面状況の把握がしやすく設計されているものの

長時間の着用でも違和感を抑えた汎用性を高めたレンズ、

ということです。

PRIZM Rubyはレンズ内部がブラウンで、

PRIZM FieldやPRIZM Roadのような極端な見え方の変化はないものの、

一般的なサングラスレンズと比較して、

ただまぶしさを抑えて全体をトーンダウンさせるようなカラーではなく、

しっかりとまぶしさを抑えつつもの、

見る対象物をはっきり映し出してくれる

日常使いの中でより鮮明な世界を映し出してくれるレンズです。

日常使いしたいのであればPRIZM Rubyがお勧めですし、

野球やソフトボール、テニスなどでは

PRIZM Fieldが見やすいと感じていただけます。

ロードバイクや自転車競技ですとPRIZM Roadは

あらゆる環境下で鮮明な視界を映し出してくれますし、

長時間の着用でも比較的疲れにくいレンズカラーです。

あなたのベストなアイウェアのご購入のために、

上記の内容を参考にしていただければ幸甚です。

どうぞよろしくお願いいたします！

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